【在庫品】長野県産カラ松(柾)ご案内
2022.08.15

↓以前、ご案内した長野県産 カラ松が乾燥したので連休前に再検品。

脱脂乾燥+天然乾燥による乾燥。
ネジレ・割れの発生をいかに抑えられるかが勝負所。
対策として
①風当たりが少ない場所での保管
②上に重しとなるものを置く
③小口の際に桟を入れる
等々、定説として言われてることを素直に順守。

検品結果は、割れはほぼ無し。
割れが少ないのも柾挽きだからか。それにしれも割れが無い。
非常に良い結果です。
捩れはあることはあるが、想定よりはかな話ではり少ない印象。
3本の原木のうち1本に捩れの出た板があるが、それも数枚程度。

以前、カラ松を使って苦戦した職人さんにモノを見せたところ、
「このくらいのカラ松が今でるんだね。これなら使える。」とのお言葉。
長野県産 カラ松材もようやく80年生のものが出てくるようになり、
芯を外しても150mm幅以上が多く取れる様になりました。
その結果、以前よりも歩留まりの向上しつつ、捩れと狂いの欠点も抑えられるのではないかと。
造作・建具向けの外材の入荷量は依然回復する様子もない状況。
国産材へ切り替えの検討の際には、カラ松を候補にしてはいかがでしょうか。